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古伊万里焼(伊万里焼)作品はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です
古伊万里焼(伊万里焼)は、世界的にも有名で、今でもヨーロッパの古城に飾ってあったり、あのフレディマーキュリーもコレクタ―であったように日本を代表する陶磁器です。
我楽洞では古伊万里焼(伊万里焼)作品の買取を強化しておりますので、買取の際にはぜひご相談ください。どなた様であっても丁寧にご説明、査定を行いますので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。
古伊万里焼(伊万里焼)の買取について
略歴
1500年後半 | 佐賀県有田で朝鮮半島の陶工達が定住し、陶器の独特な製法をもとに改良を加えた事で日本初の磁器が誕生しました。 |
1600年前半 | 「李参平」という陶工が日本で初めて世界に通用する陶磁器を完成させた。この頃から有田で焼かれた陶磁器が伊万里焼と呼ばれるようになった。 |
1630年頃 (江戸時代中期) |
古伊万里焼で一番と言っていい程の「酒井田柿右衛門」が頭角を現し始める。 |
1640年頃 | この頃から鍋島藩が将軍家・諸大名へ高級磁器を贈答用にするための藩窯が活動を開始し古伊万里作陶者たちも「鍋島焼」「鍋島様式」を作っていた。 |
1656年 | 中国製磁器の海外輸出が途絶えた事により、古伊万里焼の海外輸出が開始された。特にヨーロッパ方面への伊万里焼の輸出が継続されていった。 |
1670年代 | 酒井田柿右衛門が今までの白磁にほとんど青みのない「濁手」(にごしで)と呼ばれる乳白色の素地が作られていたが、この濁手の素地に青色やそこから対照的な赤色系の色絵を描き、その手法が広まり柿右衛門様式と呼ばれ広まった。 |
1690年代 | 素地や釉薬が改良され、白磁の素地に赤・金などを多用した絵付けを施した製品「古伊万里金襴手」がヨーロッパへの主な輸出品となった。 |
古伊万里焼(伊万里焼)は、江戸時代初期に佐賀県有田で朝鮮半島の陶工達が定住し、陶器の独特な製法をもとに改良を加えた事で日本初の磁器が誕生しました。
戦国時代に、豊臣秀吉が二回の朝鮮出兵の際に朝鮮より多くの陶工を連れて来たことが始まりです。
その陶工の中でも「李参平」という陶工が日本で初めて世界で通用する陶磁器を完成させたと言われています。
伊万里で作られ、伊万里港から全国に積み出しされた陶磁器が伊万里焼と呼ばれるようになったとされています。
江戸中期以降のものを古伊万里。そして江戸初期のものを初期伊万里と呼びます。
現在では、有田から大川内川に窯を移したことにより伊万里焼、有田焼、鍋島焼も同じ技法で作られているものが多数あります。
そして、江戸時代中期に出始めた酒井田柿右衛門。
酒井田柿右衛門が出てくるまでは、白地の美しさが際立った「濁手」が目立ったものが伊万里焼とされていましたが、酒井田柿右衛門は今までの青色や対照的な赤色系の色絵を描き、その手法が広まり柿右衛門様式と呼ばれ広まりました。
柿右衛門以外にももちろん有名な作家はおります。柿右衛門の継承者「小畑裕司」は、その作品のクオリティの高さから天皇皇后両陛下への献上品にもなりました。
古伊万里焼(伊万里焼)の代表作家
初代酒井田柿右衛門
柿右衛門様式と様式に名前を使われる程の第一人者。
濁手(乳白色)の地肌に赤色系の上絵を焼き付けるという磁器の作風を確立し、ヨーロッパにも影響を与え模倣品まで作られた。初代の技術を引継ぎ15代まで現在も活躍している。
初代今泉今右衛門
17世紀後期には有田皿山の窯元は150軒前後で、赤絵屋は有田内山に11軒を終結し赤絵町が形成され、その中でも最も技術が優れた今泉今右衛門家が藩の御用赤絵師として活躍しました。
元々は古伊万里焼を焼いていたが二代今泉今右衛門の作品からは色鍋島、鍋島焼と判断されていった。
古伊万里焼(伊万里焼)の現代作家
小畑裕司
柿右衛門の後継者、作品のクオリティの高さから天皇皇后両陛下への献上品にもなった。ニューヨークを筆頭に個展を開催し続けている。
井上萬二
「形そのものが分様」と言い、白磁の神髄。白磁の第一人者、伊万里焼轆轤成形の名手、自戒の念もこめて「名陶無雑」という言葉を口にする、人間国宝。
ムラカミミワコ
絵付けの伝統工芸士でありデザイナーである。
中村平三
肥前窯で瑞応単光章受賞、轆轤の伝統工芸士。
坂本達也
手造りの器に独特の瑠璃釉の深い藍が溶け込んだ作陶をする。
中尾哲彰
銀河釉と呼ばれる煌めく銀河の様なガラス質の釉薬が特徴的な作陶をする。
古伊万里焼(伊万里焼)の代表作品
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- 白磁杏葉形皿「白磁」
- 素地に透明な釉薬をかけて白さを生かしたもの。
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- 染付唐獅子牡丹文壺「染付」
- 白磁に呉須(藍色)だけで絵を描いたもの。
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- 色絵仙人文皿「色絵」
- 白磁や染付に赤や金などの上絵を書いたもの。
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- 青磁太鼓形香炉「青磁」
- 青緑色の釉薬をかけたもの。
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- 瑠璃釉金彩牡丹唐草文皿
- 透明釉に呉須絵の具を混ぜた釉薬をかけたもの。
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- 錆釉陽刻稔雲文皿「鉄釉」
- 鉄分の多い釉薬をかけたもの。錆釉、黄釉、鉄釉などがある。
古伊万里焼(伊万里焼)作品の高額査定ポイント
人気の作品なら査定額に期待
古伊万里の作品には時期によって使用する釉薬の色が変わってきます。乳白色の地に美しい日本画風の構図を色絵を施した「柿右衛門様式」他には「古伊万里様式」などの作品が好まれます。
保存状態は査定に大きく影響
作品にカビやシミ、日焼けあるいは破れ・破損がある場合には、査定に大きく影響してしまいます。普段から風通しの良く直射日光が当たらない場所に保管するのが良いでしょう。
鑑定書があれば査定がよりスムーズに
対象の作品に鑑定書があれば、査定の際に一緒にご提示ください。鑑定書があることによって一定の価値が確認でき買取がよりスムーズに行なうことができます。
専門書・本に出ている作品は査定額に期待
美術関連の雑誌や、美術書・専門書に出ている作品は、高価買取が可能です。
古伊万里焼(伊万里焼)作品の買取に関してよくあるご質問
佐賀県出身で田舎に古伊万里らしき陶磁器が数点あります。あまり詳しくはないのですが出張査定をお願い出来ますか?
はい。日本全国出張費用無料です。ぜひご相談ください。
古伊万里作品を購入したいのですが、販売はされていますか?
申し訳ございません。我楽洞では、作品の一般販売は行っておりません。
古伊万里らしき作品を買取して頂きたくて、近所の質屋さんに相談したところすぐ持ってきてごらんと言われました。どこで買取してもらってもあまり変わらないものですか?
我楽洞は、東京美術商協同組合に加盟しており、正確な査定を行い、適正価格で買取させて頂いております。信頼性の高い我楽洞をぜひお願いします。