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白山松哉作品はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です
白山松哉(しらやま しょうさい)は、江戸大天馬町に生まれ、明治時代に活躍した漆芸家、蒔絵師です。小林好山に蒔絵の技術を学び、蒲生盛和に椎朱、椎黒、螺鈿の技法を学びました。白山松哉の繊細な線描きは様々な作品に現れています。その妥協しない姿勢で表現力豊かな漆芸作品を次々と生み出し現代漆工芸の礎を築きます。
我楽洞では、白山松哉の作品の買取を強化しておりますので、ぜひご相談ください。
どなた様であっても丁寧にご説明、査定を行いますので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。
白山松哉作品の買取について
略歴
1853年 | 江戸大天馬町に生まれる。 |
1869年 | 蒔絵師小林好山に蒔絵を学ぶ。 |
1874年 | 東京起立工商会社に入社して精技を究める。 |
1881年 | 第2回内国勧業博覧会で褒状となる。 |
1887年 | 皇居常御殿蒔絵御用をつとめる。 |
1890年 | パリ万国博に出品し、銀牌を受賞。 |
1891年 | 東京美術学校の助教授に就任。 |
1892年 | 東京美術学校の教授に就任。 |
1900年 | パリ万国に出品し、名誉賞を受賞。 |
1903年 | 第5回内国勧業博覧会で二等賞牌を受賞。 |
1906年 | 帝室技芸員となる。 |
1922年 | 東京美術学校を退官。 |
1923年 | 逝去。享年71歳。 |
白山松哉(しらやま しょうさい)は1853年に東京に生まれた漆芸家、蒔絵師です。子供の頃から美術品に興味があり、11歳で象嵌、蒔絵、彫漆 螺鈿などの漆芸技法を本格的に学びます。21歳になると、日本の美術品や物産品を海外に輸出する貿易会社であった東京起立工商会社に入社し、自身の技術を磨きます。東京起立工商会社はその後多大な業績を築きますが、急激な円高などにより経営がたち行かなくなり、解散することになります。
白山松哉の作品の特徴はとにかく妥協しない姿勢によって、作り出された完成された美しさにあります。蒔絵は日本独自の装飾工芸で下地を作るだけでも多くの工程が必要となり、完成まで長い時間を要します。その中で創り上げられた漆黒と金色が表現する世界観は言葉では言い表せないほどの印象を与えます。また白山松哉は他の作品とは明らかに違う独自性、世界観があり、人気を博し、現代漆工芸の礎を築きました。
1881年に開催された第2回内国勧業博覧会では出品した作品にて褒状を受けます。1891年には東京美術学校の助教授に就任し、美術教育にも力をいれ、翌年には教授に就任しました。1900年にパリ万国に出品し、名誉賞を受賞。世界的にも高い評価を受けました。1923年に逝去。享年71歳。
白山松哉の代表作品
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- 渦文蒔絵香合
- すべてフリーハンドで描れた香合は、美しくて気品があり完璧な作品です。
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- 日月烏鷺図蒔絵額
- 水辺で佇む鷺と一羽のカラス。漆黒の空と金色の水辺、朱漆の朝日のグラデーションが美しい作品です。
白山松哉作品の高額査定ポイント
人気の作品なら査定額に期待
白山松哉の作品には、印籠や香合、棗などの作品があり、我楽洞では高額で買取が可能です。
保存状態は査定に大きく影響
作品に破損がある場合には、査定に大きく影響してしまいます。普段から大切に保管をしてください。
鑑定書があれば査定がよりスムーズに
対象の作品に鑑定書があれば、査定の際に一緒にご提示ください。鑑定書があることによって一定の価値が確認でき買取がよりスムーズに行なうことができます。
所載物・本に出てる作品は査定額に期待
美術関連の雑誌や、本に掲載されている作品は、高価買取が可能です。
白山松哉作品の買取に関してよくあるご質問
白山松哉の作品の魅力は何でしょうか?
白山松哉の作品は完璧な美を求めて創られた作品にあります。また独自の世界観で他の作品とは一線を画するものになっているところです。