堅山南風(かたやま なんぷう)は、1887年に熊本県で生まれた日本画家です。幼少の頃に両親が相次いで亡くなり、苦しい生活のなかで絵画を勉強していました。23歳で上京し、日本画家の高橋広湖に師事し、絵画を本格的に学びます。
1912年に開催された文展では2等に入選。1等に該当する作品が無かったことから、事実上の最優秀賞となりました。
一時期、うまく絵が描けない、とスランプに陥ります。それを打開するためにインドへ旅に出て、見聞を広めました。
81歳で文化勲章受章を受章。1980年に93歳で死去。