角谷與斎について
角谷與斎(かくたに よへい)は、現在三代目まで続いている茶釜を制作している釜師です。叔父には、重要無形文化財「茶の湯釜」の保持者である角谷一圭がいます。角谷家は、多くの釜の名工が生まれている家系であり、茶道裏千家15代家元「鵬雲斎」好みの作品を多く制作してる家系です。
三代目角谷與斎は、幼い頃から父の釜師としての姿を見て育ち、周りには角谷一圭を筆頭に釜師として有名な作家たちが多くいたことから自然と釜師を目指します。
大阪市立工芸高校金属工芸科を卒業したあとは、父に師事し、釜師になるための修行を積みます。
1979年に父の跡を継ぎ三代目角谷與斎を襲名します。伝統、作風を継承しつつ、時代に合わせた三代目角谷與斎の作品は現代でも注目されています。
略歴【三代目】
1938年 | 二代目 角谷與斎の長男として生まれる |
1979年 | 角谷與斎を襲名する |