埼玉県東松山市の茶道具買取なら我楽洞

東松山市は埼玉県の中央に位置し、市内には比企丘陵が広がり、荒川水系の河川が流れる自然豊かな地域です。室町時代初期に、上田氏によって松山城が築城され、江戸時代には日光脇往還道や川越児玉往還が整備され、松山や高坂に宿場が置かれ栄えました。1954(昭和29)年に東松山市が誕生します。また、東松山市が誕生した頃から東京大都市圏のベッドタウンとして人口が増加し、現在に至ります。

市内には奈良時代初期に創建された真言宗の寺院、岩殿観音正法寺があります。関東地方1都6県にまたがる坂東三十三観音の一つで、多くの巡礼者が訪れる場所です。この坂東三十三観音は源頼朝が定めたとされ、頼朝を支援した比企氏によって再興されました。戦国時代には上杉氏と北条氏の間で松山城を巡る激しい攻防が繰り広げられ、北条氏康によって松山城周辺の寺院が焼き払われ、正法寺もその被害を受けました。江戸時代には江戸幕府の庇護を受け、再び繁栄を迎えました。北条氏康は、相模国を支配した戦国大名です。子の氏政とともに豊臣秀吉による小田原征伐までの間、関東地方を支配しました。北条氏のもとには千利休の弟子の一人である山上宗二が訪れ、小田原の地に茶の湯の文化を伝えたと考えられています。また、豊臣秀吉による小田原攻めの際に、秀吉は小田原で茶会を催したことが伝えられています。

江戸時代に東松山を支配していたのは川越藩です。歴代の川越藩主の中には、酒井忠勝や松平信綱など江戸幕府でも活躍した人物も含まれます。彼らは、茶人の小堀遠州との交流が深いことでも知られ、交流を通して、茶の文化を川越藩にもたらしました。

東松山市にある清水園は、明治時代前半に創業した茶舗です。幕末の頃に、清水三五郎は狭山より、茶の行商をしていた長沢熊吉を養子として迎え、清水園を創業しました。その後、茶の販売・金貸し・雑貨商などの商売を行い、大いに繁盛したとされます。当時使用したといわれる、茶瓶(茶壺)などが清水園の本社ビルに展示してあります。現在では、東松山市及び周辺自治体の農産物直売所で茶葉や茶菓子の販売を行っています。

東松山市では、茶華道連盟主催による茶会が定期的に開催されています。また、市内各所に茶道教室が開設され、表千家・裏千家の茶道を体験することができます。

東松山市で茶道具買取を専門とする我楽洞では、これまで希少性の高い茶道具をはじめ、有名な作家や職人が制作した茶道具を出張買取させて頂いております。また、「遺品整理をしていたら古い茶道具が出てきた」、「引越しをするため片付けをしていたら茶道具があった」などお手持ちの茶道具を整理したい際は、我楽洞にご連絡ください。
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主な買取対象の茶道具としては、茶碗・茶杓・御風炉・釜・茶掛けなど幅広くあります。その中には、三千家ゆかりのものや著名な茶人が愛用した茶道具、千家十職と称される職人たちによって作られた茶道具も含まれます。また、中国や朝鮮など外国で作られた茶道具も買取対象です。茶道具を売るなら、業界有数の買取実績があり、国内最高峰の美術商の組合「東京美術商協同組合」に加盟している「我楽洞」へお任せ下さい。

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