埼玉県越谷市の茶道具買取なら我楽洞

越谷市は埼玉県南部に位置し、その地形は平坦で、駅周辺には住宅地や商業地が発展しています。一方で、駅から離れると、のどかな田園地帯が広がります。
江戸時代に日光街道が整備され、江戸から数えて３番目の宿場が越谷に置かれたことで大いに栄えました。江戸幕府の初代将軍である徳川家康は、鷹狩の休憩場所として使う別荘を越谷にも置きました。また、江戸時代から大正時代にかけて、市内を流れる河川を利用した舟運がさかんに行われました。明治時代以降は、東武伊勢崎線やJ R武蔵野線、国道４号線などが市内を通り、東京都心への交通の利便性が高まります。1958（昭和33）年に越谷市が誕生し、東京大都市圏のベッドタウンとして発展して、現在に至ります。

江戸時代の越谷宿では、江戸の文化人が越谷を訪れ、商人の家に出入りすることで、江戸の文化が広がりました。『おくのほそ道』で知られる松尾芭蕉が有名ですが、江戸で町役人を務めた小泉栄泉も江戸の文化を伝えるのに大きな役割を果たしました。小泉栄泉は、江戸で町役人を勤める大家の子に生まれ、隠居後は碪月庵一桂と号し、挿花や茶道、俳諧の師匠として、各地を歩いて回りました。草加市にある東福寺に、碪月庵一桂（小泉栄泉）の墓碑があります。

地元で製造される越谷桐箱は、江戸時代後半に人気を博した「江戸の水」という化粧水がきっかけで製造が始まりました。この技術は現在も継承されており、桐の軽さと吸湿性を活かした製品が多く作られています。これらは陶磁器や掛け軸用の箱、茶道具や和菓子用の皿として広く使われています。

越谷市内で製造される工芸品の一つに越谷桐箱があります。

越谷桐箱は、江戸時代後半に活躍した滑稽本の作家である式亭三馬が作った「江戸の水」という化粧水の外装に使われていました。「江戸の水」は、ガラスの瓶につめられ、越谷で作られた桐の小箱に収められて販売されました。越谷桐箱の原料である桐は、軽くて吸湿性に優れた特徴があり、陶磁器や掛け軸用の箱をはじめ、茶道具や和菓子用の皿などの小物入れとして使われ、桐の特性や手作りの良さを生かした製品が現在に至るまで作られています。

市内にある日本庭園・花田苑には、開花亭と名付けられた茶室があり、越谷市茶道協会主催のもと、日本庭園の四季折々の風景を楽しみつつ、抹茶を通じて一服の時間を共有することを目的に、定期的に茶会が開かれています。

越谷市で茶道具買取を専門とする我楽洞では、これまで希少性の高い茶道具をはじめ、有名な作家や職人が制作した茶道具を出張買取させて頂いております。また、「遺品整理をしていたら古い茶道具が出てきた」、「引越しをするため片付けをしていたら茶道具があった」などお手持ちの茶道具を整理したい際は、我楽洞にご連絡ください。
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主な買取対象の茶道具としては、茶碗・茶杓・御風炉・釜・茶掛けなど幅広くあります。その中には、三千家ゆかりのものや著名な茶人が愛用した茶道具、千家十職と称される職人たちによって作られた茶道具も含まれます。また、中国や朝鮮など外国で作られた茶道具も買取対象です。茶道具を売るなら、業界有数の買取実績があり、国内最高峰の美術商の組合「東京美術商協同組合」に加盟している「我楽洞」へお任せ下さい。

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