0120-11-7000 メールでのお問い合わせ

取扱作家

楠部彌弌(くすべ やいち)

1897年-1984年

買取できる品目

楠部彌弌(くすべやいち)は、明治30年に京都で生まれた陶芸家です。
父親は陶器工場を経営しており幼い頃から様々な陶器を目にしてきました。当時は、絵画への興味が強かったようですが、両親からの願いから京都市立陶磁器試験場付属伝習所に入所し、陶磁器の技術を学びます。

1924年(27歳)には、パリ万国博覧会に「百仏飾壷」を出品し、高い評価を受け賞を受賞します。大正7年には、作陶家集団「赤土社」を結成。陶芸を芸術として追求すると同時に、伝統的な技術や表現方法の研究をしました。特に花瓶や飾皿は多くの人を魅了しました。その他、帝展や日展への出品を積極的に行い数々の賞を受賞。1978年には文化勲章も受賞しています。

略歴

1897年 京都市東山区に楠部貿易陶器工場を経営する父千之助の四男として生まれる。
1912年 京都市立陶磁器試験場付属伝習所に入所。
1918年 赤土社結成に参加。作陶生活を開始。
1924年 パリ万国博覧会に「百仏飾壷」を出品し受賞。
1927年 第8回帝展で「葡萄文花瓶」が初入選。
1933年 第14回帝展で「青華甜瓜文繍文菱花式龍耳花瓶」が特選を受賞。燿々社を結成する。
1936年 パリ万国博覧会で「色絵飾壷」を出品し受賞。
1951年 第7回日展で「白磁四方花瓶」が日展文部大臣賞を受賞。
1953年 博埴会と青陶会を結成する。
1954年 日本芸術院賞を受賞。
1962年 日本芸術院会員となる。
1978年 文化勲章受賞。
1982年 日本新工芸家連盟会長に就任。
1984年 慢性ジン不全のため京都で逝去。享年87歳。

関連作家

東京美術商協同組合に加盟

我楽洞は正確な査定をおこない、お品物を適正価格で買い取りさせて頂いております

東京美術商協同組合は、厳しい入会規定を設けており約500名の有力組合員で組織されており、その信用は国内はもとより、海外からも高く評価されております。
「絵画・掛け軸を高価買取致します」と謳う、ほとんどの業者はこのような信頼性の高い組合に属していることはありません。
もし、他社でご検討していらっしゃる事があれば、どのような組合に所属しているか、あるいは所属していないかを事前にお調べ頂く事をおすすめしております。

出張買取の流れ

出張買取の流れ1出張買取の流れ2出張買取の流れ3出張買取の流れ4

「出張買取の流れ」詳細はこちら